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季節の変わり目 人身の不調防衛策

今年はコロナ禍の環境激変に加え、酷暑や台風などの自然環境の影響もあって、体調を崩しやすい。過酷な環境は、強いストレスとなって自律神経のバランスを崩し、さまざまな症状を引き起こす。

特に季節の変わり目は、急激な気温の変化が起こりやすく、体が慣れるのに時間がかかる。特に9月は、日照時間が短縮され、うつ病が増えると言われている。

人間の体は、よくできた精密機械だ。時々故障はするものの、約80年の間、部品交換なしによく働いてくれる。でも、精密機械とて、時には「お手入れ」する必要がある。精密機械は、モノを言わないが、人間は異常を知らせてくれる仕組みになっている。

それが頭痛、めまい、耳鳴りといった自律神経の乱れによるシグナルであり、症状の始まりである。自律神経のバランスが崩れた状態が続くと、脳にも悪影響を及ぼす。脳が産出するホルモンバランスが崩れ、うつ病の引き金となる。

仕事に集中できない、夜の寝つきが悪い、ウトウトとしたのもつかの間、深夜2時頃に目覚めて、朝まで眠れない。このような状態が続くときに、うつ病が潜んでいることがある。

うつ病は、気分の落ち込み、不安、悲観、集中力の欠如、罪悪感など、気分的な症状が強く表れ、不眠や食欲不振などの身体的な症状へとつながっていく。

まずは、1日の生活リズムを整えると同時に、日光に当たることを心掛けましょう。コロナ自粛で、1日中室内に閉じこもったままというのはよくない。3蜜を避けながら、朝日を浴びるために仕事前に、散歩をする。そんな習慣を取り入れるといい。

うつ病になりやすいのは、まじめな人が多い。リラックスできる時間も、いつも以上に意識すること。上手にサボるのも、時には必要。息を抜く時間を失うと、別の病気のリスクが高まる。